7アクトカウンセラーの徳田です。
さて、
中学のころ、「使わねぇなぁ」と思ったあの基本文を、
英会話に使う「活きた英文」にということで
#1は This is a pen.
#2は There is a book on the desk.
#3は Can you use this computer?
#4は He isn't as tall as you.
#5は Can I swim?
#6は He is running over there.
#7は I want something to eat.
#8は The cake was made by my mother.
を扱ってきたが、
今回のお題は前回に引き続き受動態で
He was surprised at the news.
にしようと思う。
受動態が、「~される」というのは前回書いたが、この単元を習って行くうちに
「~される」と日本語訳しない受動態があると知って、
「受動態じゃないじゃん」と思ったことがある。
厳密に言えば、
受動態=be + 過去分詞
というの並べ方を言うのだというのは教材の編集者をやって校正をたずさわる
中で知ったのだが、
当時は、
受動態=「~される」
と思い込んでいたので、またぞろ混乱した。
(この文章を書いていて気づいたのだが、これだけ混乱していればそりゃ英語が
できるはずがない。当然学生時代もっとも足を引っ張られた科目は英語だった)
とにかく、
「~に驚く」はbe surprised at ~
なのだ憶えればいいということで、またぞろ丸憶えしたのだが、
英語を教えるという立場になったとき、そういえばなぜなのだろう?と
思い調べたことがある。
辞書でsurpriseという動詞を引くと
びっくり「させる」
とある。
はて? surpriseは「させる」という使役の助動詞を含めた動詞だったわけだ。
それを考え合わせると、じつは納得いくのだ。
He was surprised at the news.
彼はそのニュースにびっくり「させ」「られた」。
⇒彼はそのニュースにびっくりした。
なるほど、なるほど
しかも、これはよく考えると現実をなんともよく言い表している言い回しだ。
「おどろく」という行為はよく考えると「ひとりで勝手にできない」。
「思い出し笑い」という言い回しはあっても、
「思い出し驚き」という言い回しがないのは、
驚くという行為が「他者」に依存している行為であるからなのだ。
(現代思想を研究していたころに自分以外のすべてのことを「他者」と呼ぶと
知ってやたらと使っていた。懐かしい、いや恥ずかしい)
つまり、何かきっかけがないと起こらない行為というわけだ。
そう考えると
「そのニュースは彼をびっくりさせた」を
彼を主体に書き換えれば、確かに
『彼はそのニュースにびっくり「させ」「られた」』
となる。
であれば、「他者に依存している行為」系の動詞を考えてみると
興奮する
がっかりする
満足する
などは全て、『「~させ」「られる」』という形になるのだ。
これは!
(私の頭の中では「ガッテンガッテン」という音まで聞こえた)
と思い「とくとく」と生徒たちに説明したのだが、生徒たちの反応はいまいち鈍く
「それで?」
と訊かれ、
「あなたが興奮していることはわかったよ」
と冷たくあしらわれる始末なのであった。
今日のお題
基本文 He was surprised at the news.
彼女はその知らせにショックを受けた。
She was shocked at the news.
彼にデートに誘われて、どきどきしたわ。
I was excited when he asked me out.